みんなで拝み合う一年を 月刊こみなと
第589号 平成24年1月1日

復興の第一年 合掌でお迎えいたしましょう
災害に遭われた方々も、共に新しい年を迎えられた事と思いますが、まず貫首さまより改年のご挨拶をおねがいいたします。(こみなと誌編集室)
ここに平成24年の新しい年を、有縁の皆さまと共にお迎えできましたことを心から感謝申しあげます。ご承知の如く昨年は、大震災による悲しみを背負って過ごされた方が、沢山おられた事と思います。
仏心
正直いって、これら災害にあわれて、まだ心の癒されない方々を思う時、いても立ってもいられませんね。(同)
今こそ人間ほんらいが持つ「ほとけごころ」、いわゆる仏心(ぶっしん)と言うものを持っていただきたいと思います。
自らの心がけ
たしかに生まれたての赤ちゃんを見ると、誰もが仏さまのような可愛い、素直な丸い心を目にします。(同)
それが年令(とし)を重ねるごとに、回りの影響とか、生活の環境、もちろん自らの心がけも加わりましょうが、これらによって善くもなり、悪くもなるものなのです。
合掌
そこに手を差し延べられたのが、仏教、いわゆる「仏さまの教え」と言うことになるのですね。(同)
昔よくお説教で、なぜ仏教では手と手を合わせて拝むのかと言うのに、手の皺(しわ)を合わせる、つまり「しあわせに」と祈るからと言ったものです。
昨年11月、遠くブータンからお若い国王夫妻が日本に来られました。その最初のご挨拶が、美しい合掌のお姿でした。うかがうところブータンの人口は、僅か70万人ということですが、その9割は幸せな生活をしているとか、と言うことです。なんと羨ましいことでしょう。わたくしどもも胸を張って、こう言える日の来ることを望もうではありませんか。

